本を読んで、先日の講習のおさらいをする。
趣味や好みの同じ人とばかりつき合うのでなく、苦手な人とも
交流しないと、他の本流の情報は集まらないということだった。
+gのスタッフは皆、異業種どころか『ガーデンを考える会』に
おいてさえ、気の合う人とばかり歓談しがちだ。おまけに 早々と
身内で飲みに行ってしまう。これは改めなければいけない。
過去 2回合コンに行ったことがある。
最後は23歳の時で、相手は某県警の刑事・警察官の方々だった。
「お名前は?お年は?」で始まったそれは、”お”が付いている
というだけで、まるで集団取り調べの様相を呈した。
幼稚園の先生のNちゃんは、ここで既に 泣き出しそうになった。
私の質問に、「・・それはちょっと、答えられません。」と額を
拭きつつおっしゃる方や、エリートと言われた彼には ジョークで
かわされ、何一つ満足のいく答えはなかったように覚えている。
質問が悪いせいもあるし、合コンでは無理もないが、一般的に、
情報を聞き出す人間の資質も問われると思う。
人間性はともかく、当時の私は、偏見はなく、何事も噂より自分
の眼で判断するというガッツがあった。今は、人の話を鵜呑みにし、
自然と足の遠のく人がいることは否めない。
「情報/時間で、長くかかって知り得る情報など、たいした意味を
持たない。あと、より多くの情報のあるものが勝つ。」と、
並川先生はおっしゃる。
内気な自分を励まして、もっと人と交流していこうと思った。
2003.0708