京都・仁和寺で、ベルギーのダニエル・オスト展「時空を超える花」
が開催された。
世界遺産の仁和寺が夜間に公開されること自体、珍しいそうだ。

初日のレセプションには、カトリーヌ・ドヌーブも出席予定らしい。
”協力”の欄には堀木エリ子の名前もある。並川先生にいたっては、
見終わった後、華道家の栗崎さんやヨシエ・イナバとお食事される
そうだ。やはり一流の人は一流のモノを見るんだなぁと思う。

楽しみにしていたのに、私は風邪をひいて行くことが出来なかった。

社長が「デザインする者は見ておくように」と言ったため、入場券
を渡していた若杉さんと二村さんに感想を聞いた。

「仁和寺の駐車場はありません。バスで行った方がいいです」
「寒かった、底冷えっていうか」
「市内が込んでいて、行く時ものすごく時間かかりました」

そういうコト聞いてるんじゃなくて、もっとなんかないの?

築地のお寿司やさんで「こんな芽ネギみたいなの写ってたね。」と
パンフレットの写真を思い出して水を向けたら、「そうそう・・・
あったあった、次はコハダ食べますか」ってそれだけ?

チケット代一人4、000円なんだから(協賛の第一園芸さんから購入
したので一般より千円引き)、彼の花の捉え方と日本の和建築との
融合はどうとか、もっと賢そうな感想を聞きたかった。

2004.1118