幕張は遠い。来客数は有明の7割減だろうと言う人もいた。終わっ
てみれば予想に反して、初日の来場者は昨年より1000人多かった。
+gを立ち上げて9年目だが、初めて見るとおっしゃる方もまだ多
く、展示会も多岐にわたり出てみなければと思う。
向かい右のブースは石鹸を販売する会社だった。一個買ってみる。
翌朝から「ツルツルになった気がする」「何だか白くなったみたい」
などと店頭で話したせいか!?
そこの社長が、ウチの『逃水』と『栂尾』を購入してくださった。
「茄子とニラを一緒に植えると、虫が寄りつかず茄子の皮も柔らか
くなり甘みも増すんです」と力説する若い男性に、頷くおばさま方。
「このような情報が満載の”現代農業”が、たったの800円」と更に
大きくなる声。「あ〜家に来とる」「ウチも」と聞いていた人全員
が口にした。「だーれも読まんが」と追い打ちもある。向かい左は、
農山漁村文化協会という地味な名前の会社だった。”うかたま”
”住む。”の2冊を購入する。丁寧な取材で中身の濃い雑誌と思う。
ある新聞社に知り合いの会社を紹介すると、2月号掲載予定で取材
されることになった。前出の石鹸も、某氏を通じて全国的に販売さ
れることに、自分の仕事よりスムーズな展開だ。
しかし、飛び跳ねていたのが幸いして輸出業の会社を紹介していた
だく。これで安心して輸出の話が受けられるゾ。
お忙しいだろうし時間を奪うだけと行かずにいたら、「ご挨拶が今
ごろになってすみません」と頭を下げつついらした某社長。
私こそスミマセン。去年と同じ轍を踏んでしまいました・・・。
2006.1020