小中学校時代、運動が出来て頭の良い男の子に5月生まれが多いと
いう思い出があった。
27歳の私に、マンションの隣の奥さんが1冊の本を差し出した。
「必要ならあげる。これで成功したから」お腹の子は待望の女の子
だと診断されたらしい。本の題名は『男女生み分け方』。
私は疑うことを知らない。本を読んで翌年5月に長男を生んだ。
こうして隣の兄妹とウチの姉弟は、互いの服のお下がりを交換する
仲になる。(まぁ、長男は身体能力の高い丈夫な男には育った。)
29歳の夏、午前中は市民プール→昼食→昼寝のパターンを繰り返す
育児の毎日。そんなある日、プールで私の子供と同じ年頃の姉弟を
連れたお母さんに声を掛けられた。一気にうち解ける私たち・・・。
何とその女性は、私の幼なじみと中学・高校時代にかけて滋賀県の
女子体操競技で1位2位を争う好敵手だったのだ。幼なじみのヒデ
を呼んで私の家でご対面となった。こんな巡り合わせってあるのね。
それに、ヨシエちゃんは5日・ヒデは17日と二人とも偶然5月生まれ
だった。以来、必ずお祝いメッセージを送っている。
5日『あげたいものは思いつかないけれど、私の誕生日にはヨシエ
ちゃんの作ったアコーディオンアルバムが欲しい』とメールした。
40歳で知り合ったタラちゃんは、MBAの資格を持つ経営者だ。かな
りの経営手腕なのに、いつ会っても穏やかな”大人の女性”だ。
タラちゃんも5月17日生まれと、2,3年前にmixiで知った。
畑の道で四つ葉のクローバーを探したら、次々に3本見つかったの
で押し花にしてプレゼントしようと思う。(私のは・・・六つ葉)
2009.0517