今年初めての展示会が、二日間京都であった。

展示会のテーマ”和とモダン”に沿った商品であるという理由で、
『プラスガーデン』をメインブースにしていただいた。

去年展示したブース面積の3倍を埋め尽くす商材を揃えられるか、
年末年始にかけて一喜一憂の日々だった。最後に出来たサンプルを
すべて空輸してもらって、事なきを得た。

メインブースのデザインと花のアレンジは、主催側が担当される。
そのデザイナーの玉井禎晋さんとは10年前から顔見知りだったけれ
ど、一緒に仕事をするのは今回が初めてだった。

前日の準備、朝9時京都着は、東京を随分早く出られただろう玉井
さんは、1本1200円の栄養ドリンクだと言うと手を伸ばされた。
(二村さんは1日に2本飲んだためか、この後3日間覚醒していた)


初日、前年比15%増の入場者で会場は溢れた。接客は6人で充分と言
われたけれど、売り逃してはいけないと、あと3人増やしておいて
良かった。全員が息つく暇なく、売り上げ伝票を書く状態になった。

このようなことは、デビュー当初の展示会以来である。

不況といえど、力のある会社や戦略のある会社にとっては、なんら
憂う問題ではないのだと感じた。それと、やはり新商品は集客力が
あると今更ながら思う。

私のお薦めは、大きな水盤『フォンテ』と白色の鋳込みの鉢シリー
ズ。特に『バネス』は、図面を見た時ふざけてるなぁと感心したほ
ど面白い。こんな鉢は、世界中どこにもない。

今年やるべき事が明確になり、社員の意気も高まる展示会となった。

2010.0122