夜は涼しいが、あとは暑過ぎる9日間のお盆休みだった。

京都の仕事帰り、ポスターに導かれて入った写真展は、ドイツの建
物や人のモノクロ写真に惹かれた。立ち話をした、その写真家とご
両親、奥様が信楽まで来てくださった。

来年の個展と、今年秋からの常設展示を提案してくださり、とても
嬉しい。出逢いって、こういう拡がりを持つのだなと思う。


親戚に初盆があったので、手伝いやお参りにも忙しかった。

一回り年上の従兄が亡くなったのは淋しい限りだ。「叔父さん伯母
さんは年の順だから仕方ない」と、法事でそう嘆くコトなく豪快に
お酒を呑んでいた従兄。その当事者が、こんなに早く逝くとは…。

笑顔の遺影を見て、私も生きているうちは、しっかりやろうと思う。


ローザンベリー多和田を紹介するとのお誘いがあり、米原ICで待ち
合わせ。去年、銀行の冊子で記事を見て以来行ってみたかった所だ。

着いてみれば、広大な敷地で、羊を飼ったりブルーベリー畑などの
ある体験型観光地となっていたので驚いた。

社長の大澤さんは素敵な女性だった。特に、ガーデンレストラン
に、大澤さんのセンスが生かされていると思った。


お盆休みに、子供たちは帰って来るには来たけれど、キャンプやサ
ーカスや川下りに流星群見物など、ほとんど家にいなかった。

かと言って、私もお盆の用事は母親任せだった。おはぎの餡を餅に
付けたのと、提灯を出して迎え火、送り火のあと仕舞っただけだ。

ご先祖様並びに亡き父には、とりあえず墓参り寺参りに全員揃った
ことでお赦しいただきたい。

2013.0821