去年、鯉をくれたTさんが再び鯉の稚魚100匹を持って来てくれた。
「お前んとこの鯉は痩せ細っている」とエサ付きで。
鯉は全長20~30cmの黒っぽい鯉が3匹、錦鯉1匹を確認している。
「同じ場所で同じ時刻にやるんだ」と言うTさんと並んで、鯉に顆
粒のエサをやる。この平和な図はどうだ。
「もっと大きくしてからの方がよかったか?」と聞かれる。次回は
是非そう願いたい。もう目ざとい鳥が上空を旋回している。
外国人が4人テーブルに座った。灰色がかった緑色の眼をした男性
が流暢な日本語を話す。年配の男性を指して「彼はアメリカで5本
の指に入る美術収集家だよ。あとでググってね」と名前を書いた。
彼らはともかく、美術収集家の息子と娘は、ランチが美味しかった
からとワッフルも注文した上、信楽焼の食器と植木鉢を購入してく
れたのがとても嬉しかった。
通訳の彼の間違いは「オサム・ノグチなど・・・」と言ったことだ。
イサム・ノグチではないか?と気付いた時には、すでに彼らは車で
立ち去ったあとだった。
町内のギャラリー案内を店に置いているので、ウチも置いてもらお
うと次回の催しのDMを持って、近所の"Ogama"さんへ行く。
ちょうど古本と東欧のアンティーク雑貨の催しをされていて、興味
深く見る。スタッフの女性も丁寧に接客してくださって、居心地の
良さにどうして今まで来なかったのか悔むほどだ。
近くでも旅行気分を味わえる。お客様にはせっかくいらした信楽だ、
あちらこちら廻って楽しんでもらいたい。
2017.0908