一世帯につき、五千円分の『甲賀市地域経済応援クーポン券』が配
布された。もちろん、コロナ禍で低迷した景気を活性化するためだ。
千円以上のお買い物に１枚（五百円）使う事が出来る。

甲賀市は、8月現在36340世帯なので、それなりの経済効果はある
だろう。すぐに取り扱い店舗に加盟したのはいうまでもない。

我が家では、時々利用する、主人は食堂が母はスーパーが加盟して
いたので半分づつあげた。

かまーとの森では、３つを一括りにした500円～1000円のバーゲン
品の植木鉢を買う時に使われることが多い。これは衝動買いに近い
ので、クーポン券発行の効用があったのではないか。

8/1から今日まで、30枚以上たまったところで、規約を取り出す。

クーポン券の裏に店名判を押し、20ｋｍほど離れた甲賀市商工労務
課へ通帳のコピーと共に持参しなければいけない。そして振込みは、
その一カ月半後と書かれている。カード決済より遅いではないか。

陶土を購入している会社が加盟店に載っていた。これで支払える？
と喜ぶ私に社長と工場長は返事をしない。体裁を考えているのか。

ババ抜きのようにクーポン券を回して、1/31に手元にある分だけ手
続きすればいいと思う。このままいけば180枚以上になる。財力の
ある会社に任せよう。

陶土の会社の経理課に電話をかける。しばしの後、「どうぞお使い
ください」のお返事をいただく。やったね！

ところが、念のため取扱マニュアルを一枚目から読むと『他店転用
しない』と書かれていて、今、"振り出し"に戻っている。

2020.0908