信楽から富士山が見える?というチラシが新聞折込にあった。とり
あえず貼る。通りかかった社員が「そんなことあるんですか?」と
聞く。こっちが聞きたいのだ。案の定、説明会には行けずに終わる。

晴れた日に登ろうかなぁ。名残惜しいので、貼ったままにしておく。


10月に入って、大学を卒業後、愛知県に就職していた次男が、滋賀
に帰ってきた。11年間の間に、結婚して子どもが生まれている。

家族三人ともなればけっこうな荷物で、片づけるのに時間がかかる
ようだ。新居と実家を往復する一週間で、毎晩、賑やかな食卓にな
った。大人数の献立を考えるのも愉しかった。


が、土曜日の夜の食事作りはお休み。勉強仲間の神田さんご夫妻と、
京都で食事をするから。高瀬川沿いの小料理屋で待ち合わせをする。

早めに着いて散策。このあたりは、同じ仲間のもっちゃんとコロナ
禍の3年前に食事して以来だ。新しい町並みに様変わりしている。

待ち合わせ時間まで、近くの仏蘭西風喫茶室『フランソア』に入っ
た。ケーキと紅茶を愉しむ人たちの中で、ギネスビールを飲む。少
し気になったけど、懐石料理の前に紅茶や珈琲は飲みたくないもの。


神田さんと会うのは13年ぶりだった。けれど不思議なことに、西順
一郎の勉強会で知り合った人たちとは、時間の経過を感じさせない。
奥様とは初対面ながらも、四人で話は尽きなかった。

製麺業を営む神田さんの冷凍麺は、世界に羽ばたく予感がする。

翌日はかまーとの森にご来店。ご夫妻は天然酵母のパンがお好きと
聞いたので、ちょうど10周年を迎えた『ミッチのパン工房』へお祝
いを兼ねて買い物に行く。ぴったりのお土産を贈ることができた。

2024.1008