半年に一度会う孫・男(小2)には全力で向き合う。彼は新しいゲー
ムを作ってきた。まず青・赤・黄・緑のカエルに、それぞれの名前
がついていた。インポスター・ノイズメーカー、クルー、エンジニ
ア。「各自、一匹づつカエルを取って、タスクをしてください」。

"エンジニア"の単語しか分からないのは、母親も一緒だった。ジ
ィジは「タスクて何やねん」と言い、いきなり暗礁に乗り上げるが、
ルールを教わりながら、二、三度ゲームするうちに不備を見つけた。
孫の言う"審議"にかける。私を甘くみてはいけない。


その九州組が夕方に去り、静かな年末を迎える。

晩酌時、主人に「中学生の頃、フォークソングが流行ったが馴染め
なかった。吉田拓郎の『落陽』以外は」と話したのをきっかけに、
好きだった曲を、順番にユーチュ-ブで披露することになった。

小学生の頃はザ・キング・トーンズ『グッド・ナイト・ベイビー』。
当時はオジサンと思っていたけれど、今見ると若いグループなので
驚く。次はモンキーズのテレビ主題歌を選ぶ。あなたも見てた?

グループサンズ時代を何曲か聴く。一番で充分だ。二番以降はダル
くて聴いていられないと意見が一致する。時代のせいだろう。

主人は10歳6歳3歳上の兄姉がいるので、影響を受ける分野が広くて
羨ましい環境だった。私はテレビと、母の実家の叔父の書斎で祖父
の遺品のジャズレコードを聞かせてもらうくらいが関の山だった。

時代が近くなり、郷ひろみのバラード集にしたいところを遠慮する。

主人が、松原みきの『真夜中のドア』をかけた。私も好きだったな。
なぜか今、この曲が東南アジアでブームらしい。

2024.1228