二年前に一度、今野華都子先生の『古事記塾』を受講した。その後
都合がつかず疎遠だった。今年は京都教室の日程が、全て都合良い。

教本は「新釈古事記伝」栗山要/阿部國治・全七冊。今年最初の受
講は、なかの一冊である『受け日』P132第4章~と連絡があった。

降雪注意報が出たので電車で行くことにした。予習のため、まっさ
らの本『受け日』の1頁を、甲賀駅の出発と同時に読み始める。

「なきいさち」を反省したスサノオノミコトが、天照大御神に会い
に行く。その対面のやり取りから、閃光のような衝撃を受けた。涙
を拭うと大津駅だった。あと二駅の間に、P132~最後まで目を通す。


大切なことは漏らすまじと、伊勢丹・伊東屋でA5ノートを購入する。

京都駅から今出川まで地下鉄、205番のバスに乗り換えて今出川浄福
まで。ここから300m歩くと会場の「天鵞絨美術館」に着くはず。

受付時刻までコーヒーでも飲もうかなぁ。と、間もなく「13:30に着
ける?」と喜代ちゃんから連絡があった。今野先生に急なご事情が
発生して、繰り上げることになったらしい。大丈夫、5分前に着く。


東京・岐阜・富山の遠方組と、滋賀から喜代ちゃんと私の総勢12名
が揃い、講義が始まる。やはり導入から今野先生はすごいなと思う。

「受け日」は古事記のなかでも重要な場面らしい。最後はたった一
行だが、その拡がりは、訳している人にもこれが正解と言えないが
と但し書きが入るほどだ。ストンと胸に落ちた理解は、重く貴重だ。

自分の本質を育てる。生きている間しか出来ない事なのに、目を逸
らせているのではないか。日の本に生まれた役割もある、だなんて。

そんな大層なことが書いてあったのですか?古事記って!

2025.0108